
これらイラストは、最初ただ暇な時に、典型的なツリーハウスを描いただけでした。描いている途中に、それはどんな樹であるべきか、樹の上の人はどうやって生活しているか考え始め、規模がますます大きくなり、最終的に現在の様子になりました。
この樹を描いているとき、頭の中に、樹以外の想像がたくさん浮かびました。退社後の空き時間に、何でも塗っては直して想像の雛形が現れましたが、自分がどれだけ描けるかわかりませんでした。何と言っても、昼の仕事はずっと休みがないし、オフィスを離れた後の時間はいつも細切れでしたが、まだ形になっていないこの世界の中で遊んでみたいと思いました。
これを幻想の博物誌、あるいは単純なファンタジーイラストとして、まだ発育中の世界を見ることができます!
この天を衝く大樹についてこれは非常に巨大な樹です。幹は螺旋状に生長します。枝はプラットフォームのように展開して、枝の下で巨大な根を支えています。
枝一本一本の上にはそれぞれ巨大なへこみがあって、へこみの中には樹皮と埃が積もった土壌が詰まっています。鳥類と風が種を運んでくるので、枝の上に密生した森林が生えます。
もし上に立てば、枝の縁は丘陵と同じように隆起し、中央は山谷のようにへこみ、枝全体は空にかかる丘陵山谷のようなことが分かるでしょう。だからこの種の樹は「高嶺樹」と呼ばれます。
高嶺樹の最高の高さは約2000メートル前後、成熟した枝は約1000メートルあります。彼らは大部分が密生した森林で成長し、数千年で遠くを見渡せる高嶺樹林に育ちます。遠くを見渡せると言っても、実際には樹百本にすぎません。
樹で作られた自然高嶺樹はどうして森林を自分の体の上で成長させるのでしょうか?その生態を観察した後、へこみの中にある樹皮は特に柔らかく、はがれやすく生長が早いことを発見しました。これらの樹皮はとても速く土壌を累積し、森林に育ちます。
樹皮土壌を掘った後、答えが見つかりました。一定量の樹皮が溜まった後、樹皮の生長はゆっくりになり、反対に特殊な根が出ます。これら根は樹皮土壌から水と養分を吸收し、土壌の上の森林と、惹かれてやってきた動物が、樹皮土壌をさらに肥沃にします。ですからこの森林は高嶺樹がわざわざ建てた農場のように、少しの樹皮と引き換えに、長期の養分補給を行います。
古くからある部族が樹上に引っ越して住んでいました。彼らは樹上の肥沃な土壌で畑を耕し、小さな枝をはらって家を建て、街を作りました。高嶺樹上には肥沃な土壌があるので、これら部族は農業を中心としています。そして彼らは生きた樹木の上で生活しているので、高嶺樹に危害を及ぼす可能性のある重工業は、なんであっても安易に導入しません。
樹上の住民は彼らが住んでいる枝を「樹島」と呼んでいます。成熟した高嶺樹ではだいたい五個の島が住めます。各島に往復する交通は、曲がりくねった幹上の産業道路だけでなく、ケーブルカーに乗ることもできます。

0 意見:
張貼留言